自分が望む距離感は発信しないと伝わらない

こんにちは、橋本絢子です。

今日は仕事の合間に山へ湧き水を汲みに来ました。

 

ここの湧き水は近くのお店が焼酎の水割りにも使っているそうで美味しく、よく汲みに来ている人を見かけます。

近くに湧き水を汲めるところがいくつかあるので、料理で使う水を1週間分ゲットしようと思います。

 

 

「自然に囲まれた生活をしたい」と思って引っ越してきてから約5ヶ月。

月のうちの半分は東京や大阪、海外へ出張していますが、帰るべき場所は、やはり自然の多い場所なのだと感じます。

食べ物も美味しいし、美味しい水もタダで手に入るし、野菜も近所の人からいただいたりしています。

が、地方での生活を楽しめるのは、私が経済的に自立できたからこそ、なのかもしれません。

 

閉鎖的な地方社会のマイナス面も充分に理解しているつもりなので、最初から首を突っ込まない方が良い人間関係の地雷も心得ています。

 

 

 

物心ついた頃から、人間関係にストレスを抱えることが多かった私。

魔女の宅急便に登場する絵描きのお姉さんのように、森の中で一人、好きなことをしながら過ごしたい、と思っていました。

©STUDIO GHIBLI Inc.

 

 

そもそもなぜ、人との関わりにストレスを抱えてしまうのだろう、と考えた時に、もしかしたら「自分が望む人との距離感が周囲に伝わっていないのではないか?」と気づいたのです。

ワーカホリックに働いていると、自分が我慢をしていることに気づきにくくなります。

自分で自分のことが分からない。自分が不在になっている状態。

他人からの評価がそのまま自己評価になる。

他人の言う通りにしないと、攻撃をされたり、酷いことになるのではないか? といった不安がもともと強くありました。

 

20代の頃は、39度近い熱が出ていても、クライアントに「今から来て」と呼び出されたら、すぐに向かっていきました。

緊急事態かと思いきや、「あ、別に大した用ではないんだけど」と言われて、それでも作り笑いをする。

心の中では「この時間を返してほしい!」と思う。

そうしたことが積み重なるうちに我慢の限界に達した時、相手から求められる要望はさらに高くなっています。

いろいろとキャパオーバーになっていて求められる期待に応えられなくなり、相手の怒りを買って、ネットやメールで誹謗中傷される。

勝手に期待されて、その期待を勝手に裏切っていたら、相手は怒る。

距離感が近くなると、思いっきり恨まれる原因になる。

同じようなことを繰り返しているうちに、原因は自分にあるのではないか?と思うようになりました。

 

人間関係にストレスを抱えて我慢しがちな原因は、

【1】自分で自分のことを理解できていない
【2】自分が望む距離感が相手に伝わっていない

【1】の「自分で自分のことを理解できていない」に関しては、どこまで頑張ると自分が心身ともにキャパオーバーになるのかが、経験不足だと分かりませんでした。が、これは何度かキャパオーバーになることで、加減が分かります。

他人の怒りを買ってでも「ここまでなら自分は頑張れる」「これ以上は無理」という、自分の臨界点を理解しておくことで、相手にノーと言えるようになります。

 

そして【2】の「自分が望む距離感が周囲に伝わっていない」。これは今も私の課題です。

SNSなどネットで発信している人が抱えがちな悩みかもしれません。

起業家仲間と会っている様子を発信していたら、知らない人に「なぜそんな人と関わるのですか!がっかりしました!」と言われたり。

知らない人からの会いませんか、お茶しませんか、ランチしませんか、などのお誘いも、一時期はなくなりましたが、ゼロではないです。「それをすることでの私のメリットは何ですか?」と聞きたくなる。

ただ、インターネットで一方的に見ている相手であっても、近い存在のように感じられるのかもしれません。

人気Youtuberなどもそうですよね。

毎日見ていると、まるで親友になったかのように錯覚する。

バーチャルが現実のようになり、リアルがバーチャルのようになる。

そんな感覚の人が、これからも増えていくのかもしれません。

地方に引っ越した一番の大きな理由は、現実とバーチャルの区別がつかない人から距離を置きたかった。一旦リセットしたかった、ということです。

 

人は、他人に自分を投影しがちです。

自分が辛い時、いつも見ている人が楽しそうにしていても「本当はこの人、我慢しているんだろうな」と思ったりする。

求められていないのに「あなたは本当は◯◯したいんでしょう」「あなたは◯◯タイプですね」と定義づけたりジャッジを下したりする。

実際そうでなくとも、自分は他人に飲み込まれるのではないか?

自分以外の誰かの理想を投影されているのではないか?

「自分」という存在を見失わずに確立しておきたい。

 

そんな思いから、リセットをするために、私を知っている人が近くにほとんどいない地域に住むことにしたのです。

結果、ようやく自分が自分として生きている実感を持つことができるようになりました。

被害者意識が強すぎる、故に攻撃的でもある。そんなふうに言われることもあります。

他人からどう思われるかを気にして疲弊する自分は、自意識過剰なのかもしれないと悩むこともあります。

しかし、自分が望む距離感を発信していくことで、「他人を怒らせるのではないか」といった不安は減ると思っています。

もしも私と会ってみたい、コンタクトを取って話してみたいという方は、まずはランチ会や夜の飲み会でお会いできれば幸いです。

 

 

次回の東京・大阪でのランチ会、飲み会情報です。

10/12(金)@大阪

10月12日(金)橋本絢子さん『おめでたいランチ会』&『極上のアヤフェスナイト』in大阪

10/19(金)@東京

10月19日(金)橋本絢子さん『おめでたいランチ会』&『極上のアヤフェスナイト』in東京

 

お会いできるのを楽しみにしています!

 

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橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。