自分が毒親育ちであるかを確かめる診断チェックリスト10

こんにちは。橋本絢子です。

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今日の動画は「自分が毒親育ちであるかどうかを確かめるチェックリスト」。

動画はこちらです。

以前アップした何本かの動画を見ていただいた方から「橋本さんの動画を見て私も自分が毒親育ちなのかもしれないと思いました」「自分がアダルトチルドレンだと初めて分かりました」といった感想をいただきました。

自分がアダルトチルドレン・毒親や育ちという自覚のない方で、何となくモヤモヤして毎日ちょっと辛い方もいらっしゃるかなと思います。もしかしたらそうかも・・・思っている方へのチェックリストをお伝えをします。

10個ピックアップしてみました。

1.他人の目が気になって自分の意見が言えない

「こんなことを言ったら変に思われるかな」と思ってしまう癖がある方は、毒親育ちである可能性が高いです。

他人の目が気になって自分の意見が言えない理由は、抑圧癖があるからです。

自分が言いたいことを言うと「批判をされるのかな」「怒られるのかな」と思ってしまう。

あがり症や人前で緊張してなかなか喋れない場合も、他人に気を遣っている=親との関係性の中で気を遣ってきた可能性が高いです。

2.我慢を溜め込みやすい

他人の目が気になって自分の意見が言えない、なかなかノーと言えない方にもありがちなのが、我慢を溜め込んでしまう。溜め込んで溜め込んで後から怒りが湧いてくる。これも抑圧癖からくるものです。

たとえば仕事の場面で、お客さんや上司と合わないけど何かを我慢している。「このような仕事は無理です」「仕事のやり方を変えたいです」と上司やお客さんに言えずに、どんどん溜め込んで爆発する。我慢が積もり積もって「もう無理だ」と思った時に仕事を辞めてしまう。そのようなケースが、毒親育ちの方には起こりがちです。

友達関係でも我慢に我慢を重ねて、ある日突然、関係をプツッと切ってしまう方が、毒親育ちである可能性が高いです。

3.疲れやすかったり慢性的な症状がある

疲れやすかったりとか何かしらの持病がある、頭痛や肌荒れなど、慢性的なストレスで出てしまう症状があったり。

体が冷えていたり、生理不順であったりする場合も、我慢や溜め込み癖から来るストレスが原因になっている可能性が高いです。

何年もずっと体調が安定していない方やすぐ疲れてしまう方は、内面的なエネルギーを必要以上に消耗してしまっている場合も。

それもストレスがあるということで、毒親育ちを疑ってみても良いかもしれません。

4.得体の知れない不安に襲われることがある

時々得体の知れない不安に襲われたり、訳もなく悲しくなったりモヤモヤする。

なぜか分からないけど、急にすごく気分が落ち込んだり、ものすごく怖いことが起こるような気がしたり、すごい悲しい気持ちになって泣きそうになったり。

そういった得体の知れないネガティブなモヤモヤ感、それがどこから来るのか分からない時は、親との関係でネガティブな恐れや不安があったり、怖い思いをしたことがあるかもしれません。

そういった過去が記憶の奥底に眠っているかもしれませんので、見直してみてください。

5.他人が羨ましくなったり他人のようになりたいと思う

他人に嫉妬したり、他人のようになりたいと思う。自分以外の誰かになりたいと思うのは、自分自身を自分で受け入れられていないからです。

また、自分と他人との境界線を持てていないので、「自分はこうありたい」と確立できていないまま、誰かのようになりたいと思います。その原因の一つとして、次でもお伝えしますが、「自分には価値がない」と思っている可能性があります。

6.自分には存在価値がないと思っている

「どうせ自分なんて存在価値がない」「ありのままでは愛されない」と思っている。

何かをした時だけ褒められるといった子ども時代を過ごしてきた方は、「ありのままで自分は価値のある、愛されるべき存在」とは思えません。ですので、何かを人一倍すごく頑張ったりします。

また、無意識下にある「自分なんて価値がない」という思い込みを現実化させるために、例えば恋愛でダメ男と付き合ったり、暴力やモラハラをするような旦那さんに我慢をするような結婚生活を送ってしまう方もいます。それは「自分なんて価値がない」という思い込みを無意識に現実化しているからです。

その思い込みがどこから来るのかを考えたときに、親から条件付きでしか愛されてなかった過去から来ることが多いのです。「どうせ自分なんて」とつい思ってしまう方は、毒親育ちを疑うべきかもしれません。

7.人生の決断をする時、親がどう思うかが気になる

何かを決断する時、自分の親がどう思うかが気になる。これも親に支配、コントロールされてきた方にありがちです。

就職先や結婚相手を選ぶ時に、「自分がどうしたいか」と思う以前に、「親がどう思うか」が気になってしまう場合は、親の意見に同調せざるを得なかった子ども時代を恐らく長く過ごしています。

自分が「こうしたい」と思っても、それが受け入れられなかった可能性があります。もしくはその自分がこうしたいという自我を確立する前に、親の言うことを絶対に聞かないといけない環境であった可能性もあるかもしれません。

反抗期のない方にもこの「親がどう思うか」と気になる傾向があります。何か失敗をしたり、ミスをした時も親がすごく怒ってるような感じがして、それが怖いと思うのも、毒親育ちである可能性が高いです。

8.「親を悲しませたらかわいそう」と思う

「親を悲しませたらかわいそう」と思ってしまう場合も、毒親育ちである可能性が高いです。おそらくその親は、周囲の人に自分をかわいそうと思わせることで、周囲をコントロールするタイプの親です。

同情や哀れみの感情を買って周りの人が動いてくれる、そのようなタイプの親に育てられた子供は、
知らず知らずのうちに親から思考をコントロールされている状態です。

親がかわいそうというのは、本当に自分が思うことなのか、親からそのように刷り込まれてきたことなのか、今一度、疑った方が良いかもしれません。

9.何事も完璧でないと消えたくなる

完璧主義、自分は完璧でないといけないと思う。

これも、先ほどお伝えした、「自分はありのままでは存在価値がないかもしれない」といったことに
付随してきます。

自分が完璧じゃないと褒められなかった、認められなかったっていう過去の積み重ねがあり、大人になってからも「自分は完璧じゃないと存在してはいけない」と、自分に思い込ませてしまっている。

そういった場合も、条件付きでしか子供を愛さない親から支配、コントロールされている可能性が高いです。

10.自分のやりたいことがよく分からない

たとえば、結婚して子育てがある程度落ち着いてから、自分が何か仕事をしたい、起業をしたいとなった時に、「自分がこれをしたい」というのがない方も少なくありません。

本当にやりたいことがあったとしても、それを自分はやってはいけないと思っていたりします。

自分で自分に制限をかけている方も、生まれ育った環境の中で制限をかけられてきた、自分が本当にやりたいとか「これが楽しい」と思っていたことを、親から否定されてきた経験があるのかもしれません。

子供が命に関わるような危ないことをしていたら、それを止めるのが親の役割です。

しかし例えば子供がミュージシャンになりたいと思っていて、親は「あなたは医者になりなさい」と、医学部しか認めない。そのような環境で育った方は、自分の本当にやりたいこととかワクワクすることに、小さい時から蓋をされてきています。そして、いつしか楽しむことに罪悪感を持つようになっています。

そのような小さい時からの思い癖が積み重なり、いつしか「これをやりたい」と思っても、そういうことも考えてはいけないと思うようになります。

結果、自分のやりたいことが分からなくなる。

人生に対して無気力になっている方、受け身になっている方も、毒親から抑圧されてきた可能性が高いです。

 

以上、毒親育ち・アダルトチルドレンの方にありがちな10の特徴を挙げてみました。

この10のリストのうち、半分くらい当てはまる方は、毒親育ちと自覚されても良いのではないかと思います。

親を許す、許さないは、私はどちらでも良いと思っています。

しかし親のために自分の人生を犠牲にするのは、勿体ないことです。

親は遅かれ早かれ一般的には自分よりも先に亡くなる存在です。親が亡くなってからもその後、自分の人生は何十年も続くものです。

親のために自分を犠牲にして自分らしく生きられなかった方が、親がいなくなった後、本当に自分一人になった時に何をしていいか分からない。

そのまま人生を終えてしまうのは悲しいです。

親がいなくなっても、旦那さんや旦那さんの親、子供のために自分を犠牲にしたまま、抑圧のままで人生を終えるのは、果たしてそれは幸せな生き方なのでしょうか。

もし心当たりのある方は、本当の自分は何をしたいのかを、1日少しの時間でもいいので向き合ってみることをお勧めします。

橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。