こんにちは、橋本絢子です。
私が起業した理由の一つに「DVやモラハラで悩んでいる人に経済的自立の方法を教えたい」があります。
このブログでも何度かDVモラハラに関する記事を書いていますが、身近な人から日々、人格否定の言葉を浴びせられて自己肯定感が下がっている人の、現状脱出のきっかけになれたら、と思っています。
そう思うようになったのは、私自身がモラハラに遭いやすい気質だと自覚しているから。
複数の人がいる中で、なぜ自分だけが怒られるのだろう。なぜ自分だけがクレームを受けるのだろう。なぜ自分だけが無視されたり嫌われたりするのだろう。
この原因が、幼い頃から知りたくても分かりませんでした。
見た目や表情の問題なのか(もっと美人だったら大切にされたのかもしれないとか)、立ち居振る舞いなのか、自分の何をどう変えたらこの問題が解決するのか、悩みに悩んだ結果、
自分のあり方を変えるよりも先に、環境を替えることを選択しました。
よく人間関係の問題には、「環境を替えても同じ問題がつきまとう」と言われますが、私の場合、環境を先に替えなければ耐えられなかった、というのが正直なところです。
学校へ行くと、皆が自分の陰口を言っているような気がする。職場で仕事を頑張っていても、周囲からは疎まれている気がする。チームで仕事をしていると、自分が足手まといになっている気がする。
あくまで「気がする」でしたが、実際に「あなたの存在が迷惑だ」と言われることもありました。
「自分の存在が迷惑な自覚がないって怖いな」と、その恐怖がどこまでも膨らんでいくことに耐えられなくて、私が選択した道は、環境を替えること。
会社で働くのではなく、自分の会社を作ること。自分がトップに立つこと。チームを作ったら自分が組織を牽引していくこと。
そうしたかったというよりも、そうするしか道がなかった、というのが正直なところです。
自分のあり方を変えるよりも先に環境を替えた結果、人間関係の悩みはずいぶんと減りました。
しかし、少し距離が縮まった人からは、またしても否定される、攻撃される。
自分のあり方を変えない限り、環境を替えても根本解決はしません。
あちこち旅をしながら自分と向き合ってみた結果、気づいたのは、自己否定が強くなっていると、他人の、自分に向けられた言動に敏感になりやすいということ。
いわゆる、自分を責めていると他人から責められるというわけです。
相手にとってはボケツッコミのツッコミのつもりでも、私にとっては攻撃に聞こえたり、相手にとっては議論するつもりでも、私にとっては人格否定に聞こえたり。
相手がHP1でちょっと打ったつもりでも、私にとってはHP100で撃たれて、回復できないほどダメージが大きかったり。
敏感な方にとって、感受性を鈍感にする、スルー力を身につけるのは難しいことだと思います。
敏感で荒れやすい肌が、一瞬で丈夫な強い肌になるのは難しいのと同じように。
他人からのちょっとした一言で傷つきやすい方は、無理をして自分を変えようとしなくても良いです。
文章やデザインなど、感受性の高さを活かせる仕事はたくさんあるので、才能を活かせる仕事を始めたり、美しい文章や絵画、音楽に触れて、感受性をより高める方向で、自分を磨いていくことをおすすめします。
自分の才能を伸ばして自己評価が高まれば、他人から言われたことに対する受け取り方も変わってきます。
もう一つ分かったのは、モラハラをする側にもされる側にも共通する点として、「自分が愛されない証拠探し」をする傾向にあります。
自分で認められない自分を、相手に埋めてもらおうとする行為。
モラハラをする側は、相手を支配することによって、自分の存在価値を高めようとします。
モラハラをされる側は、相手のいいなりになることによって、我慢して頑張っている自分を自分で認めようとします。
相手を悪者にすることで、自分を責める苦しみからも解放されます。
このように、モラハラをする側の心の問題を認識できれば、暴言を浴びせられても、落ち着いて対処できるようになります。
今いる環境をすぐに変えられない方は、攻撃をしてくる(と見える)、相手の発言の意図を探ってみると、違った側面が見えてくるでしょう。
自分を攻撃してくる相手の、満たされていない部分、自信のない部分に目を向けてみると、相手の発言の意図が理解できるかもしれません。
って、私は暴言を吐かれる環境には二度と戻りたくありませんが。
この記事を最初から最後まで読んでくださった方は、真剣に問題と向き合おうとしている方だと思います。
大丈夫。世界はあなたが思っている以上に優しいから。
無理をして自分を変える前に、頑張って耐えてきた自分を許してください。
そして、優しい人と出会って、優しい環境に身を置いてくださいね。
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