【DVモラハラ】経済的自立をすれば解決するわけではない

こんにちは、橋本絢子です。

主婦の方からよくモラハラのご相談をいただきます。

「いつも主人や義両親に否定されていて家庭にいるのが辛いです。私が経済的に自立して稼いでいれば状況が変わるのかもしれません。こんな私でも稼げる方法を教えてください」

勘違いしないでいただきいのが、あなたが経済的自立をしていないことが、モラハラの直接的な原因ではない、ということです。

経済的に自立している女性でも、DVやモラハラを受けることがありますから。

お互いに稼いでいる芸能人でも、DVやモラハラで離婚のニュースがありますよね。

自分を責めていると、他人から責められる。自己否定していると、他人から人格否定される。

それがモラハラやパワハラの原理です。

たとえ経済的に自立していなくても
他人の収入で生きていても
その自分を自分で認め、肯定できていれば
誰からも責められることはありません。

 

 

 

私はこう見えて、身近な人から人格否定されやすい気質です。

「あなたはこう思っているのでしょう」「そう思っているのなら変えなければいけない」

と、昔から、どこにいてもよく言われました。

求めていないのにアドバイスされたくもないし、自分の内面を勝手に決めつけてほしくなかったのですが・・・。

私の被害者意識が強すぎるのか、私が他人の心を探り過ぎるのか、自分の性格に問題があるのか

何度も悩みました。

 

 

結果、分かったのは

私が「今ここの自分」を否定して、常に自分を追い込んでいることに原因があるということです。

もともと完璧主義志向なので、私自身が自分の「できていない部分」にフォーカスしやすく、他人からもそこにフォーカスされやすい傾向です。

 

たとえば掃除。

家中ピカピカに磨いて綺麗にしていても、キッチンラックの中だけきちんと整理整頓できていなかった。

その部分が自分で気になっていたとき、案の定、他人からキッチンラックの状態を指摘され、「やっぱり自分はダメだ」「ダメなところをまた責められた」という思考に陥ってしまう。

常に高みを目指している完璧主義者にありがちな思考パターンです。

 

妻を大切にしない男は自傷行為をしている。

のブログで

「自己否定してしまうなら、あなたには稼ぐ才能があるのかもしれません。」

という一文を書いたら、「なぜですか?」とご質問をいただきました。

本文中にも答えを書いていますが、潜在意識下で「自分はできる」と思っているから、理想と現実のギャップが気になり、できない現状にフォーカスを当てるようになるのです。

 

最初から「自分にできるはずがない」と思うことなら、責められても感情が動きませんよね。

今の私が他人から「なぜお前はバック転ができないのだ!」と責められても、できないものはできないから「何を言っているのだこの人は?」で終わります。

が、「あなたの書く文章は読みにくい」と言われたら、「どこが悪いのだろうか」と気になってしまいます。

 

潜在意識下で「自分はできる」と思っている部分を責められたら、感情が反応し、「できない」ことにフォーカスを当てる。

そう考えると、たとえば旦那様から「誰に食わせてもらっていると思っているんだ」と言われて「何を言っているんだこの人は」ではなく自分を責めてしまう人は、「本当は自分も稼げるのに」と思っているから感情が反応するのです。

 

実際、「誰に食わせてもらっていると思っているんだ」と言われるモラハラを受けてから、経済的に自立した女性は、スピーディーに効率よく稼いでいらっしゃいます。

 

というわけでまとめますと

・稼げていないことがDVモラハラの直接的な原因ではない
・稼いでいる女性も旦那さんからDVモラハラを受けることがある
・自分を責めていると、他人から責められる
・自分の責めている部分は、できるようになる可能性がある部分

 

以上、参考になれば幸いです。

 

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橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。