貧乏と孤独はどっちがマシ?アラフォーになって分かったこと

こんにちは。橋本絢子です。

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今日は「貧乏と孤独はどっちがマシ?アラフォーになって分かったこと」というテーマでお伝えをします。

私が20代の時にあまり分からなかったことで、年齢を重ねてみて分かってきたことがありますので、今、20代や30代前半の方のためにご参考になればと思います。

20代の時の自分に伝えたいことと言えるかもしれません。

人生にはお金があれば解決できる問題が多い

まず、アラフォーになって分かったこと。

お金があれば人生の大抵の問題は解決できる。

人生の問題とは?

以前はビジネスでトラブルもありました。お金を騙し取られたこともあり、いちゃもんをつけてくる人もいましたが、「厄介だな」と思うトラブルは、こちらがお金を支払うことで、スッキリ解決したのです。

お金があることで解決できる問題はビジネスに限りません。

たとえば結婚をしていて、配偶者が浮気をしたとします。

夫婦関係はとっくに冷え切っているから別れたいと思っても、奥様が専業主婦で収入がない場合、どちらか一方が、もしくはお互いが我慢をして結婚生活を続けなければならないケースが多々みられます。

一方で奥様に一定以上の安定収入があり、ご自身やお子様と生きていくにあたって経済的な不安がない場合は、夫婦に愛情がなくなればサクッと離婚ができます。

また旦那さんの実家で義両親と同居されている方の中には、義両親との関係で悩んでいる方もいらっしゃいます。介護問題や精神的な問題など様々なケースはありますが、充分な収入があれば、その家を出て自分たちで暮らすことは可能になります。

結婚生活の様々なお悩みを同年代の方からもお聞きしますが「それってお金があれば解決できるよね」という問題はとても多いです。

お金が全てではありませんが、自分の人生を不快にする多くの問題は、お金で解決できます。

なお、いくらお金があっても不治の病になってしまうと解決できないので、安全な食生活や運動習慣など、病気予防に投資することはとても大切です。

結婚で感じる人生の幸福度は人それぞれ

現代において、結婚するのとしないのとで幸福度にさほど変わりはないと感じます。何をしたら幸せかは自分の感じ方次第であり、生き方次第です。

一見、幸せな家庭を築いているように見えるのに全く幸せそうに見えない人もいれば、独身で毎日楽しく笑って過ごしている人もいます。

結婚歴の有無や子供の人数、旦那さんの職業や収入などの外側の条件で内面の幸福は決まらないと、いろんな人を見ていて感じます。

何かがないと幸せになれないと思っているうちは、おそらく、自分が幸せになれない理由を探し続けるでしょう。

他人と自分を比べて自分にないものに意識をフォーカスしても、無いものねだりにはキリがなく、非生産的です。

自分を不幸にする原因探しから卒業すれば、幸せを感じる時間を長く持てるようになるでしょう。

離婚は膨大なエネルギーを使う

他人同士だった二人が一緒に暮らす結婚生活では、人生の学びを得ることができます。

中には結果として、お互いに別々の道を歩むことを選択する夫婦もいるでしょう。離婚へと至る過程においても、自分を人間的に成長させてくれる学びがあります。

ただ一つ、いろいろなご夫婦を見て思うのが、離婚はとてもエネルギーを使う、ということです。

条件によっては、最も身近にいた家族が敵になるのが離婚です。

お互いを傷つけ合うこともあり、自分や配偶者の嫌な部分もとことん見なければならないといった意味で、どの立場にたってもすごく大変です。

旦那さんの束縛やモラハラに苦労をされてきた方も見てきました。

もちろん独身時代と同じようにはいかないと思いますが、好きなことが完全にできなくなったり、幸せだと思える時間がなくなるのは大きなストレスの原因になります。ストレスが蓄積されると、健康を損ねてしまいかねません。

そういったことは、人によっては経験する必要のない試練かもしれません。

「自分がこれは嫌だ」「これを我慢することが多い」という、自分の嫌いなことが分かった上で結婚しないと、結婚した後が大変です。もしこれから結婚する方は、自分自身を理解した上で結婚相手を慎重に選ぶことをお勧めします。

一般的には、嫌いなことが共通する相手が良いと言われます。

一人でも生きていける人が、誰かと一緒に生きていける人

特に女性の場合、子供を産みたい場合は、結婚する年齢は早いほど良いです。加齢とともに妊娠の確率は下がりますので、肉体的な限界があるのは仕方のないことです。

しかしそうでない場合、焦って結婚することにもリスクがあります。

特に経済面・精神面で誰かに頼りたくて結婚をしたい方は、表面的な条件面に惑わされず、じっくりと考えた方が良いと思います。

個人的には、配偶者がいなくても生きていける基盤を整えてからの方が、心に余裕を持った結婚生活を送ることができると思います。

経済的な部分に限らず、何かあった時に頼れる実家があったり、帰る実家がなくとも頼れる友達が何人もいたりといった状態である方が、安心してパートナーとの信頼関係を育んでいきやすくなります。

ビジネスでも投資でも言えることですが、何事も、依存先が一つしかないのは高リスクです。

経済的自立をしたいのにできない環境はストレスになる

「一人で生きていけない人は結婚しない方がいい」と言うと、「相手に経済的に依存してはダメなのですか?」といったご意見をいただくことがあります。

共働きではなく、どちらか片方がお金を稼いでもう片方がサポートするのも役割ですので、それでうまくいくご夫婦は良いと思います。

しかし、本当は経済的自立をしたい思いがあるのに、パートナーや周りの人の存在によって、ご自身が潜在的に持つ能力が抑圧されている状態は、ストレスになりかねません。

世間一般の常識や他人と自分とを比べるのではなく、自分自身はどう生きてきたいのか、本来、自分は何をしている時が幸せなのかといった心の声に耳を傾ける習慣を持つことで、答えが見つかるでしょう。

本当の幸せとは、他人と比べることではなく、自分が心から望む天命を生きることです。

貧乏と孤独はどちらがマシか

貧乏と孤独はどっちがマシなのか?

結論をお伝えすると、孤独の方が全然マシです。

孤独は本来、自分の心が作り出している概念ですので、家族がいない、配偶者や子供がいない状態であっても、自分が孤独だと思わなければ、別に孤独ではないと思います。

本を読むのが好きな人であれば、歴史上の偉人の伝記や小説などを読んで、その主人公や登場人物と自分の心が繋がっていると思ったら、孤独を感じることはありません。

一方で、結婚をしていて配偶者や子供がいても、家の中にいて孤独を感じる人もいます。

同じ孤独を感じるのであれば、誰かと一緒にいて感じる孤独よりも、自分一人だけで感じる孤独の方がマシです。

私は田舎で一人で暮らしていますが、日々いろんなお客様と連絡を取り合っているので、孤独を感じる暇がほとんどありません。

もっと一人になれる時間を求めているぐらいです。

しかし、貧乏はとても大変です。

私自身、良くない借金の返済や、電気やガスが止まるぐらいの貧乏は経験しているので、その時の大変さを思えば、孤独の方がずっと楽です。

孤独になりたくないから結婚したい、人と繋がりたいと思う人もいると思いますが、孤独になりたくないが故の選択で結果、貧乏になるなら、孤独のままでいた方が良いと考えています。

孤独への耐性は人それぞれです。

私はもともと一人でいることに対する耐性が強く、むしろ一人でいる時間をできる限り長く持ちたいと思うタイプです。常に誰かが傍にいないと孤独で寂しいと思う人の気持ちは正直、理解できません。

中には子どもが自立しているのに、ずっと子供に依存する過干渉な親がいますが、自分の寂しさを周りに悪い形でぶちまける人にはなりたくありません。

ある意味では皆、孤独です。孤独を恐れることは、人生におけるエネルギーの無駄づかいだと感じます。

老後や病気になった時の介護問題は、いざという時にプロを頼れるよう、しっかりと資産構築しておくことで対処していきたいと思います。

経済的自立に年齢は関係ない

アラフォーになって思うのは、20代で経済的自立のためのスキルを身につけておいて良かった、ということです。

私は19歳からクリエイティブ系の仕事をしており、25歳で独立起業しました。どこに住んでいても仕事ができる仕組みを整えていますので、今は空気や水の綺麗な地方で在宅ワークを行いながら生活をしています。

今、そのような状況で仕事ができているのは、20代の時に必死に仕事をしていたからかもしれません。

コピーライターとして、常に自分の限界を超えたい気持ちが強かったので、お客様が期待する以上の原稿を出して喜んでいただくことで、自信をつけることができました。そのような環境を提供してくれた会社には感謝しています。

「一生これで食べていける」というスキルを20代のうちに身につけておいたことで、人生の可能性が広がり、時間的・経済的自由を手に入れることができました。

しかし私の受講生さんは、アラフォーやアラフィフの方も多いです。

「40代から仕事を始めました」「50歳を過ぎてから起業しました」といった方々は、それまでの人生経験で人間力が育っているので、人生経験の少ない未熟な若い人に比べて、早くからお客様との信頼関係を構築しやすいです。

バブル景気も経験されている世代の方はアグレッシブで、パソコンやスマホなどの最新のツールも積極的に覚えて使いこなしているイメージです。

もちろん年代が全てではなく20代の方でもすごい方はいらっしゃいますが、何をするにしても始めるのは何歳でも遅くはないということはお伝えしたいなと思います。

やりたいことがあるなら「今この瞬間が一番若い」と思ってぜひチャレンジしてみてください。

 

以上、アラフォーになったからこそ分かったこと、ということでご参考になれば幸いです。

橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。