HSPなどの繊細な人が起業後の人間関係で悩まないようにする方法

こんにちは、橋本絢子です。

今日は「HSPなどの繊細な人が起業後の人間関係で悩まないようにする方法」というテーマでお届けします。

数年前まで、私の講座やコンサルに申し込んでくださる方は、どちらかというと「考えるよりも先に行動!」という勢いのあるタイプの方が多い傾向でした。

しかしここ最近はYouTubeで私が心理の内容を発信していることもあり、どちらかというと繊細なタイプの方からお問い合わせをいただくことが増えたように感じます。

頭でいろいろと考えてなかなか動けないタイプの繊細な方が、在宅起業してスムーズに収入を安定させるためには何が必要なのか?

人間関係で悩みを抱えないためにはどうすれば良いのか?

といったことをお伝えします。

はっきりノーと言えない人は自分を守るためのルールを作る

企業相手の仕事は経営者と関わることが多いです。

お客様は親切で人格者の方が大半ですが、中には威圧的であったり、モラハラのような言動があったり、サイコパスな方がいらっしゃるのも事実です。

そのような方々を相手にすると、HSPなどの繊細なタイプの方は、人一倍ストレスを抱えてしまうでしょう。

私自身、もう10年以上も前のことになりますが、単発で3万円程度のライティングの仕事を請け負ったクライアントから、納品後も毎晩夜の23時頃に電話がかかってきて、出ると3時間以上、切らせてもらえないといったことがありました。

電話の内容は、仕事やプライベートの相談でした。

今なら「忙しいんで手短にお願いします」「そういうのはご遠慮ください」とはっきり言えますが、起業して間もなかった当時は言えず・・・。

間に紹介者もいた関係上、無下にすると紹介者の顔に泥を塗ってしまわないか、不安だったのです。

一度、たまたま用事があって電話に出られなかったことがありますが、出なかったことで強くお叱りをいただき、再び毎晩3時間の電話がかかってくる日々に。

結局、先方様が納得するまで、毎晩のお電話にお付き合いすることになったのでした。

その時に気づきました。

「ご相談いただけるということは、私にもコンサルができるのかもしれない」と。

当時はライティングやデザインなどの制作の仕事しか請け負っていませんでしたが、毎晩3時間の電話をかけてくるお客様をきっかけに、コンサルティングのサービスが誕生し、そこから発展していくつもの講座が生まれたのです。

相手の顔色をうかがいすぎてノーと言えない繊細なタイプの人は、自分を守るためのルールを作ること。

よく知らない人から「一度お食事したいです」と目的のよく分からないお誘いを受けたら、「今度ランチ会を開催するのでまずはそちらへお越しくださいね」とご案内する。

(思えばランチ会が生まれたのも度重なる断れない謎のお誘いからでした)

はっきり断ったら角が立つ場合も、お客様のニーズに対応できる相応の商品やサービスがあれば、人間関係に亀裂が生じる可能性を減らすことができます。

ニーズのあることは全て有料化する

HSPなどの繊細なタイプの人は、他人から自分の領域にズカズカと踏み込んでこられることがストレスになると思います。

ニーズがあるなら、一対一でじっくり関わることのできる権利を、サービス化して販売すれば良いのです。

自分が好きな相手ではない限り、無料で時間を奪われるのはストレスになりますが、相応の金額をお支払いいただければストレスにはならないでしょう。

場合によっては代金をお支払いいただいた場合もストレスになることがあるので、誰でもウェルカムにせず、お客様もある程度、選んでいく必要があります。

そのようにしてルールを決めて商品やサービスを作り、自分の心を守ることが、繊細な人が起業の世界で生き抜く術と言えます。

繊細な人は生きづらさを抱えていることもありますが、デザインや文章を書く仕事、ハンドメイドなどのクリエイティブな仕事に関しては、共感力の高い繊細な人の方が向いています。

また物販など商品を扱う仕事も、細かなことに気づける気遣いが求められるでしょう。

繊細な方は、細かなことに気づける才能を武器だと思ってしっかりアピールしていけば、在宅起業でコンスタントに結果を出していくことができます。

 

 

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橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。