他人をマウンティングする人、SNS等で幸せアピールする人の心理

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今日は「他人をマウンティングする人、SNS等で幸せアピールする人の心理」というテーマでお伝えをします。

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他人をマウンティングする人とは?

たとえば持ち物に関して「私の方が上の物を持っている」とアピールをしてきたり、住んでいる場所や旦那さんの職業など、様々なことに関して「あなたは私より下」と、直接的でなくとも、それを匂わせるような言い方をする人がいます。

実際そのような人に出くわした時、「なぜこの人はこんなに上から目線なのだろう?」「なぜ他人が嫌がることを言ってくるのかな?」と疑問に思うかもしれませんし、不快な思いをされるかもしれません。

人によっては悪意なく、無意識に他人をマウンティングしている場合もあります。

マウティングをする人は自信がなく、動物的本能が強く出ている

実際に他人をマウンティングしがちな人を観察してみて分かったのは、「自分の方が上」アピールをする人は、根本的に自信がありません。

誰かにありのままの自分の価値を認めてもらえていないと感じるので、自分で自分の価値を認めるために「誰かと比べて自分の方が上」と証明する必要があります。

その「自己価値を証明する必要性」が、マウンティングという行動につながります。

ちなみにニホンザルなどの類人猿も、群れの中での自分の序列を明確にするために、マウンティングという行動を取ります。

社会性を持つ動物として、他者との関わり合いにおいて、そして集団の中で自分の順位を明確にしておきたいと思うのは、人間が生まれ持った本能とも言えるかもしれません。

人間社会でもマウンティングは存在します。会社の同僚、ママ友関係、パートナーや友達同士でも、どちらか上下といった争いになることがあります。

上下の序列を気にしてマウンティングする人は、自信がなく、なおかつ動物的本能の強い人と言えます。

幸せアピールをする人の心理

アピールすることに対してコンプレックスがある場合も

SNSで「私はこんなに幸せ」とアピールする人がいますが、幸せアピールをしている人は、「私は幸せ」を、言葉に出す必要がある人です。

私が以前に見たケースでは、SNSで「いつも友達と一緒にいてリア充です」というアピールをしている人が、実際は友達との間に心理的距離があり、友達と仲良くしたいのに本人の思い通りに仲良くできていない状態でした。

つまりその人にとって「リア充」は、言葉に出して意識しないといけない状況だったのです。

「私は他の人よりも優れている」とアピールしていることは、その人のコンプレックスであったり、自分に言い聞かせるための自分に対する暗示(アファメーション)である場合もあります。

罪悪感や後ろめたさからアピールする場合もある

これも以前、私が聞いた話なのですが、普段SNSでイクメンアピールをしている男性がいました。

「僕は家族を愛しています」「奥さんが大好きです」「子供たちはすごく可愛いです」「子供のお世話・家族サービスを一生懸命しています」と、いつもSNSに写真つきで投稿していたそうです。

周囲の人は「この人、いいパパさんだな」と思っていたそうですが、しばらくしてから、実は彼が裏で浮気をしていた事実が発覚したとのことです。

おそらく彼は浮気をしていた罪悪感もあり、SNSで「僕は奥さんを愛しています」「家族にとって良いパパです」といったことをアピールしていたのでしょう。

もちろん全員ではないと思いますが、SNS等でイクメンアピール、奥さんを愛していますアピールをしている人ほど、「妻を愛しています」「家族を愛しています」と、わざわざ言葉に出して言わないといけない理由があるのだと思います。

SNSの幸せアピールを見て疲れる時は無理をしない

たとえば「結婚してこんなに幸せです」とアピールする人は、本当に幸せな方もいらっしゃると思いますが、そこに至るまで何かしらコンプレックスがあったり、何かに対して復讐したい気持ちから、そのようなアピールをしている人もいます。

もちろん純粋に幸せのお裾分けをしてくれる方もいて、微笑ましく感じることもあります。

しかし発信している本人も無意識だと思いますが、人によっては幸せアピール投稿に、どこか自慢や復讐のエネルギーが出ている場合もあります。

情報の受け取り側であるあなたが、他人の幸せな投稿を見ていて辛いと感じるのであれば、無理をして見る必要はありません。

心がざわつかないよう、しばらくSNSは見ないようにして、穏やかな日々を過ごす方法を考えるようにしてみてください。

リアルでマウンティングされた時の対処法

SNSではなく、リアルな関係性でマウンティングしてくる人とはどのように関われば良いのでしょうか?

心理的境界線を踏み越えてズカズカと入り込んでくる人には、ご自身を守るために、きっぱりと距離を置く強さも必要になるかもしれません。

「その人と深く関わるといつもマウンティングされて辛い気持ちになってしまう」という場合は、「この人は自信がないんだな」と考えて、心理的距離を置いて良いと思います。距離を置かれることで、本人も何かを学ぶはずです。

好きな人や大事にしたいパートナーがマウンティングをする人で、それによってあなたが辛い思いをしていたり、より良い関係性を築きたいと思う場合。本人と向き合って本音で話をするのも一つです。

基本的に人を変えることはできませんので、相手は変わらない前提で、「自分はどうしたいのか」を明確にして、相手に伝えるようにしましょう。

しかし自己犠牲的なボランティアをする必要はありません。

人生の時間には限りがあります。

一緒にいて、嫌な気分になる人と同じ時間を過ごすぐらいなら、自分の感情を最優先させて、好きなことや自分磨きに時間を費やした方が良いでしょう。

 

以上、他人をマウンティングしてくる人の原因と対処方法でした。

 

橋本絢子株式会社ジュビリー 代表取締役
プロライター歴約20年、在宅で経済的自由を得る方法を発信しています。 2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わってきました。 講座やセッションの受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙しています。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、田舎でスローライフを送っています。