こんにちは、橋本絢子です。
私のYoutubeチャンネルでも人気の動画、あがり症を克服する方法について、文章でもお伝えさせていただきます。
もともと人前で喋るのがすごく苦手だった私。
いかにしてあがり症を克服したのか?
そのポイントをご紹介します。
意識を自分ではなく相手に向ける
人前に出て緊張している人は、意識が相手(聴衆)ではなく、自分に向いていると思われます。
意識が自分に向いていると、「自分は変に思われていないだろうか」と、相手からの評価にばかり意識が取られてしまいます。
しかし、人前に出て上がらなくなるためには、相手(聴衆)に意識を向ける必要があります。
具体的には、「相手に提供できる価値は何だろうか?」と考える。
聴衆の方々は、限られた人生という時間の一部を費やして、あなたの話に耳を傾けてくれているのです。
「費やしていただいている時間以上の価値ある情報を提供しよう」と思えば、伝えたいことがたくさん出てくるでしょう。
「自分が相手にどう見られているだろうか」が気になってしまう時点で、相手に伝えたい気持ちがあまり出てきていないのかもしれません。
「喋らないといけないから喋らないといけない」
「ちゃんとしていないとバカにされて恥をかく」
そんなことばかりに気を取られていませんか?
「この情報は本当に役に立つから絶対に伝えたい!」という気持ちが強ければ、自分がどう思われているかは、あまり気にならなくなるでしょう。
他人の目を気にしない、批判やジャッジを恐れない
世の中、他人を批評したりジャッジしたがる人がいて当たり前。
あなたの話を聞きに来ている人の中にも、あなたに評価を下す人は、何割かいるでしょう。
たとえ批判をされても、批判をしてくる人の思考はその人のものであり、あなたのものではありません。
批判や評価を下す人以上に、あなたの話で勇気づけられ、励まされる人がいれば、それで良いのです。
同じ物事を発信しても、人によって捉え方が異なります。
事実が間違っている、正しいの議論もあれば、発信者のことが好きか嫌いかで見方が分かれることもあります。
発信したことが多くの人に届くのであれば、発信された内容をいかに捉えるかはその人次第。
生まれ育った背景によって考え方が異なったり、感情の動き方も異なるでしょう。
たとえあなたの発信した内容を批判的に受け取る人がいても、それ以上に、必要な人に価値ある情報を届けることに全力集中しましょう。
イメージトレーニングをする
たとえばオリンピックで金メダルを取るスポーツ選手は、自分が金メダルを取っている姿を具体的にイメージしているようです。「自分は金メダルを取って当然だ」「金メダルを取っていない自分なんてありえない」といったレベルまで何度も繰り返しイメージしています。
バイクレースの選手も、カーブで転ぶことはイメージせず、曲がり切っている自分の姿のみをイメージするそうです。なぜなら、少しでも転ぶことをイメージすると、現実化してしまうから。
つまり、成功イメージしかしないということ。
「失敗したらどうしよう」と少しでも「失敗」を意識したら、現実化してしまいます。
あなたが話し終えた後、聴衆たちが笑顔で大きな拍手をしている様子を、人前で話す前に具体的に何度もイメージする。
自分が成功している姿を、リラックスしている時に、繰り返し何度もイメージする。
そうすることで、成功は現実のものとして引き寄せられます。
場の空気を自分でコントロールする
もしも会場が固い雰囲気の場合、その空気は喋り手であるあなたが変えることができます。
なぜなら、皆の前に立っているあなたは、その場のリーダーとして、場の空気を変える権利があるから。
「固い雰囲気に飲み込まれたらどうしよう」と心配な時は、自分は空気を変える権利を持つリーダーであると認識して、空気を変えるぞ!と決意すること。
そのコミットが、緊張からあなたを解放してくるでしょう。
大勢の前でも一人に伝えるように喋る
コピーライティングのテクニックと同様、目の前にたくさんの人がいても、一人の人に伝えるつもりで伝えること。
あなたの話を聞いてくれている聴衆は、あなたにとっては「たくさんの人」に見えるかもしれません。
しかし、一人一人は「自分は最も重要な存在」と思いたい一人の人間です。
相手の自己重要感を満たせるよう、目の前に人がたくさんいても、一人に向けて話すつもりでスピーチすることをおすすめします。
そして、大勢の前で話す時に緊張しないコツは「語りかけるように話すこと」。
オフィシャルな場のスピーチだと緊張してしまうかもしれません。
しかしあなたがたとえば居酒屋で、友達や職場の同僚と話している時は、リラックスしているはずですよね。そして仲間に伝えたいことがあれば、身振り手振りを交えて、伝わるように何度も語りかけますよね。その時をイメージしながら、目の前に大勢いる人たちに向けて、語りかけてみてください。
相手に「伝えたい」気持ちが強ければ強いほど、それは相手に伝わる力になります。
「人間は優しい」という前提で喋る
現実とは、自分が見ている世界です。
あなたがもし「人が怖い」と思っていると、あなたの前にいる人たちも怖い人になるでしょう。
ですが「世の中の人は優しい」と思っていれば、聴衆も優しい人だと感じられるようになります。
自分が居たい世界は、自分で作り出すことができます。優しい世界に居たいなら、世界は優しいと思い込むこと。
そうすることで、その場のエネルギーも優しく、ポジティブなものになっていくはずです。
まとめ
あなたがもし緊張症であがり症であっても、その自分を丸ごと受け入れ、認めてみましょう。
最初に「緊張しているので何かあっても気にしないでくださいね」と、あらかじめお断りしておくのも良いかもしれません。
もし万が一喋っていることの文脈がおかしかったり、噛んでしまったりしても、起こった事実は変えられません。
次はより良くなるように、場数を踏むのみです。最初から完璧を目指す必要はありません。
そしてもし批判されたりうまくいかなかったりしても、自分を責めないでください。
うまくいかなかった時に反省はしても良いですが、自分を責めて落ち込む必要はありません。
「自分はその場で一番楽しんでいる」と信じ、「自分はできる!」と、意識的にセルフイメージを上げていくようにしましょう。
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