こんにちは、橋本絢子です。
DV・モラハラにお悩みの方へのシリーズ記事が好評で、たくさんの反響をいただいております。
今日は夫婦やカップルでありがちな共依存とモラハラの関係について、お伝えしていこうと思います。
共依存とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。 すなわち「人を世話・介護することへの依存」「愛情という名の支配」である。
つまり共依存とは、「世話をする人・される人」「傷つける人・傷つけられる人」が、お互いに共謀し、依存し合う状態です。
「共謀って・・・毎日ひどい言葉を浴びせられてこんなに苦しいのに」と思っている方もいるかもしれません。
が、傷つけられたり苦しんだりしている状態から抜け出せないということは、その状態でいるメリットが何かしらあるのです。
たとえば、いわゆるダメンズとばかり付き合ってしまう女性の場合、ダメンズを選ぶことへのメリットがあります。
「しっかり働く高収入のいい男性と付き合ったら、自分が否定された時に自分を責めてしまう」
「苦しい環境で頑張っていた方が親の期待に応えられなかった罪悪感を紛らわすことができる」
「かっこよくてモテるタイプの男性がパートナーだと劣等感で苦しくなってしまう」
「頑張っていたら自分で自分を責める苦しみから解放される」
→ だからダメンズを選ぼう。
のような思考になっている可能性が高いです。
デメリットがメリットを上回ったときに、初めてそのダメンズと別れることができます。
共依存はカップルだけでなく、親子関係にも起こります。
子供が精神的に自立する年齢になっても、自分の価値を感じたいがために、子供のお世話を焼きすぎる親や、子供に対して過干渉になったり、子供を支配したがる親も、親子関係での共依存を作り出しています。
・自分の満たされない感情を、他人によって満たしてもらおうとすること
・他人をお世話することで、自分の価値を感じようとすること
これらも共依存に当てはまります。
今までお伝えしたのが共依存の具体例になりますが、ざっくり言うとどんな状態なのか?
自分と相手との境界が曖昧になっている状態
が、共依存の原因になります。
夫婦(カップル)なら相手は自分のすべてを理解して当たり前だ
と思っていたり、
子供は親が望む通りの人生を歩んで当然だ
と思っていたり
自分は我慢しているのだから相手も我慢すべきだ
と思っていたり。
このように、自分の中にある「正しい」を相手にもインストールさせて、相手を変えようとする行為
これが共依存の原因になり、発展するとモラハラの原因にもなります。
配偶者やパートナー、親から毎日のように「君は○○すべきだ」と指示されていたり「あなたはこういう人間だ」と、人格を決めつけられていたりする場合は要注意です。
相手が、他人との間に境界線を持てていない状態なので、知らず知らずのうちに自己肯定感を下げられる方向へと洗脳されている可能性が高いです。
相手から「正しい」を押し付けられた場合は、まず境界線を意識してみてください。
相手と自分は違う人間です。よって、「正しい」も異なります。
自分と相手との「正しい」が異なることで、一方的に相手から罵詈雑言を浴びせられたり、畳み掛けられるように人格否定をされるようであれば、相手は冷静になれていない状態です。
自分からしっかりと境界線を引くようにしましょう。
自分の尊厳を守るのは自分しかいません。
我慢を溜めずに、「こんな扱いをされるのは嫌だ」と繰り返し言葉で伝えること。
それでも自分が苦しむ状態が続くのであれば、相手と今後どうしていきたいのかを考えた方が良いでしょう。
相手と一緒にいたいのか、いたくないのか。
一緒にいたくないけど自分に経済力がないから仕方なく一緒にいるのであれば、もっと自分を大切にしてください。
本気で稼ぐ気持ちがあれば、年齢やキャリアに関わらず、経済力は後からどうにでもなります。40代や50代であれば、専業主婦歴が10年以上だとしても、いくらでもリカバリーがきくでしょう。
というわけで、共依存状態から抜け出したい方は、
・自分と相手との境界線を引くこと
・自分の尊厳を自分で守ること
ぜひ、意識してみてください。
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