こんにちは、橋本絢子です。
今日は満月ですね。
４月の満月は幸運をもたらすと言われており
世界的にはピンクムーンと呼ばれています。
こう見えて私は
月のリズムの影響を受けやすいので
思考や感情のデトックスがありました。
そんな中で読んだこの本。
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
いかに私たちが
「社会的な常識」に洗脳されていて
固定されていた価値観に縛られているか
よく分かります。
高度経済成長やバブル時代の日本は
金利が高く
頑張っていれば生活が右肩上がりの時代でした。
いい大学に入り、
名の知れた大企業に入れば
終身雇用制でお給料も右肩上がり。
一生の安泰が約束されました。
しかし今はどうでしょうか？
バブル後から相次ぐ大企業の倒産
高学歴の人たちによるオウム事件
ITバブルにライブドアショック
リーマンショック、東日本大震災
大手企業社員の過労自殺
など、
「いい大学に入っていい会社に入れば一生安泰」
の神話はとっくに崩れています。
安定した大企業で働いていても
職場でパワハラやモラハラに遭って
健康を害してしまったり
遺産相続問題などをめぐって
家族の争いに発展したりなど、
何が起こるか分かりません。
そんな世の中で生きていて感じるのは
本当に身につけておくべきは
何かあったときにお互いに支え合える仲間と
ゼロになってもすぐに再起できるスキルだと思います。
特に、どこにいても
人から好かれる力
助けてもらえる力がある人は強いです。
そこは私の弱い部分でもあるので
得意な方に助けてもらっています。
ゼロになってもすぐに再起できるスキル
これは、私が仕事人生で身につけた
一番の財産です。
特に私は昔、体が弱かったので
寝たきりになってもできる
文章やデザインの仕事を選びました。
（無理をしなくなったら体は強くなりました＾＾）
この仕事は定年後も続けられ、
自分の感性を生かせるので
本当に選んで良かったと思います。
15年ほど同じ仕事を続けてみて
社会はずいぶん変わりました。
私が起業した当初は
若くして起業して
事業規模を拡大させて上場する＝成功
のようなイメージでした。
しかし東日本大震災があってから
社会全体の価値観が大きく変容したように思います。
今は「つながり」が重んじられる時代。
災害で社会のインフラや金融機関がストップしても
お互いに支え合える仲間であり
コミュニティを持っておくことに
価値を感じる人が増えました。
そして少子高齢化がますます進むこれからは
シニア起業のニーズがさらに増えていくでしょう。
パソコン一台で在宅でできる仕事は
50代〜60代の方にこそ
必要なのではないかと思います。
親御さんの介護をしたり
お子さんの子育てのサポートをしたり
その合間にお金を稼ぐことができたら
そのような人が増えたら
幸せに生きられる人が増えるはず。
東京や大阪などの都市圏に住んでいなくても
物価の安い地方で
東京並みの収入を
在宅で得られることが当たり前になれば
待機児童問題や
職場ストレスによるDVやモラハラなどの
問題も減ってくるのではないかと思っています。
会社のあり方も
私が起業した頃からずいぶん変わっています。
これからはさらに個の時代が進み
自分の強みやスキルを活かしながら
自由な働き方で
臨機応変に生きていく人が増えるのでしょう。
そんなことをつらつらと
満月デトックスの日に考えました。
これからは、シニア起業の方のサポートも
積極的に行なっていきたいなと考えています。
パソコンのセットアップや
スカイプ（通話ソフト）、LINEの使い方など
今は生徒さんに個別にお伝えしていますが
出張費をいただいて
全国どこへでも飛んでいってレクチャーする
そんなことも楽しそうだな、と思っています。
（地方出張の旅が好きなので）
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